秋雨の顛末9(行かずの国東ツーレポ) しんちゃんとIさんは北海道で知り合った仲だという。 2人とも旅の心止みがたく、会社を辞めて日本一周を決意したそうな。 羨ましく思った。そんな一年間の休暇を自分にも取ってやりたい。 人生には中休みが必要だ。 自分がこの一年は仕事を休んで充電期間にしたいと思ったらいつでも一年間休める制度を作れないものか。 無給でもいい。 雇用対策にもなると思うのだが。 私にはそんな期間がなかった。 6歳からずっと休みなく何かに追われている。 あるときは受験の気の重さであったり、あるときは人間関係であったり、仕事であったり。 そのうちに自分の夢や人生の在り方の理想さえ見失っている自分に気づいて、はっとすることがある。 Iさんの話をたまさんから知らされた時、さぶろくにはしんちゃんがいた。 電話を代わってもらう。 土曜日には家に来るという返事だった。 dosetuさんが車で乗せてくるということだった。 これでほぼ参加の陣容が見えてきた。あとは土曜日を待つだけだ。 だんだん高くなる降水確率とにらめっこの日々が続いた。 続く・・・ |